今年の3点

全く更新されないこのBLOGですが、来年からはもうちょっと活用していきたいです。今年は仕事で社内の職種が変わり、私生活では結婚したこともあって転機となる年でした。あまりにたくさんの事があって今年前半のことは遠い彼方であったように感じます。音楽にしても読書にしてもフットボール観戦にしても、趣味にかける時間が大幅に減りましたが、それでも振り返ってみればいくつか記憶に残ることもありました。今年は備忘録的に3点だけあげておきます。


音楽:今年の3枚


1.ソロ フェイマス・メロディーズ/渋谷毅
発売は2007年ですが、今年最も多く聴きました。穏やかで大きな包容力を感じさせる魅惑的なピアノソロ作品です。

Solo~Famous Melodies

Solo~Famous Melodies


2.EXIT STRATEGY OF THE SOUL/RON SEXSMITH
こちらも穏やかながら才気溢れる意欲作で繰り返し聴きました。

EXIT STRATEGY OF THE SOUL

EXIT STRATEGY OF THE SOUL


3.キラキラ!/曽我部恵一BAND
ソロになってから特別熱心に聴いてはいなかったのですが、これはかなり好きで聴くと元気が出ます。彼のうたはやはりロックンロールが最もあうのかなと。

キラキラ!

キラキラ!


※ライブでは、「二階堂和美渋谷毅」@服部緑地2008 Rainbow Hill(9/14)が記憶に残ります。来年の目標としては、もうちょっとライブをたくさん見たいと思っています。





読書:今年の3冊

読書記録はこちら↓にあります。
http://booklog.jp/users/suejun


1.園田義明「隠された皇室人脈−憲法九条はクリスチャンがつくったのか!?」(講談社+α新書)
皇室とキリスト教をつなぐ接点を問い直す。日本における宗教とは本当に摩訶不思議なもので、何層にもわたる接ぎ木と上塗りによって出来ているのだなと改めて溜息が出ます。近現代の天皇制及び宗教はここ何年かの僕の関心事になっています。


2.近藤正高「私鉄探検」(ソフトバンク新書)
凄い本とかではないけれども、よくまとまったなかなかいい味を出している愛すべき1冊です。私鉄沿線毎を味わうガイドブックとして編まれているが、著者が鉄道オタク的なところからは出発していないので、結果的にほどよいバランスに落ち着いているように思います。

私鉄探検 (ソフトバンク新書)

私鉄探検 (ソフトバンク新書)


3.藤島大ラグビー大魂−DAI HEART」(ベースボール・マガジン社
12月下旬発売のために、読了はしていませんがとりあげます。ラグビーにおける批評の実践。短いコラムの隅々までに探求と思索が詰まっている。同じ著者の叙情性を味わいたい方は、これも12月発売となった「熱狂のアルカディア」をどうぞ。

ラグビー大魂(DAI HEART)

ラグビー大魂(DAI HEART)


それでは、皆さんよいお年をお迎えください。