読書生活2007

今年の3冊は以下のようになります。


下山事件完全版―最後の証言 (祥伝社文庫 し 8-3)

下山事件完全版―最後の証言 (祥伝社文庫 し 8-3)

迫真の歴史ノンフィクション。この本に書かれていることが真実であるか否かの判定はできないが、ミステリー小説を読むようにグイグイと読ませる。この国の闇は十分に深く現在に続いているに違いない。


私のマルクス

私のマルクス

佐藤優氏の本は最近粗製乱造気味で繰り返しも多く買う価値のないものも多いが、僕は彼のキリスト教神学的思考形態について興味があるので、この思想的自叙伝はおもしろく読むことができた。


ピンポンさん (Journal labo)

ピンポンさん (Journal labo)

スポーツノンフィクションではこれ。卓球がメジャースポーツであった時代の類い希なる人物の評伝は当然おもしろい。昭和時代もすでに歴史の一コマになりつつある。


2006年は↓こちら
http://d.hatena.ne.jp/suejun/20061229