ラグビーワールドカップ準々決勝2日目

準々決勝:南アフリカ37−20フィジー@マルセイユ


フィジーすごかった。よくやった。次々と名勝負が産まれていく。


シンビンで一人少ない状況でアッという間の2トライをあげた時間帯は本当に燃えた。TVの前で僕は立ち上がったよ。南アフリカは広いスペースを走り回らされて、守備に回る時間が多く疲労の色が濃かったが、最後は冷静にゴール前のスクラムを繰り返しトライを決めた。南アフリカはFWが相当熱くなっていたが、後ろで冷静に冷徹にゲームをコントロールした10番がいた。準決勝ではそこらあたりを注目してみたい。


フィジーのセットからのバックスラインは海のように深くて、80年代のフランス代表を思いだした。魅惑のハンドリングとランニングのスキルがあるものの、スクラムとモールはとことん押された。それでもこのように勝負を挑める。ラグビーの未知の可能性をフィジーチームには感じた。ありがとうフィジー


フィジーはジャパン戦のグダグダ具合から思うと、花園の高校ラグビーのように試合を重ねる毎に成長を遂げている。PNCの時にヨーロッパのクラブが選手をリリースしなかったのも逆説的にだがうなずける。フィジーが(もちろんサモアもトンガも)ジャパンぐらいの集中的な合宿でもしていたらもっともっと強くなっていたかもしれない。


NZ*フランス戦はこれから見ます・・・