磐田*新潟@ヤマハスタジアム

J1リーグ磐田*新潟@ヤマハスタジアム

何と7得点!そして無失点!素晴らしい内容でした。何点かは次の試合に取っておけばと誰もが思うでしょうがまあそうもいかない。

中央付近でのボール回しからサイドへ展開するのがうまくはまった。クロスが入るときにも多くの人数がゴール前にあがって来ていて迫力があった。

1点目:ファブリシオが直接FKを決める。お見事。2点目:右サイドをオーバーラップした鈴木からのクロスをGKが弾き、前田が詰める。3点目:上田のCKからぽっかりマークがあいていた田中がヘディングシュート。ここまでが前半。4点目:中央からのスルーパスでライン裏へ抜けた太田が右斜め45度からドリブルで切れ込みそのままシュート!ナイスゴール!5点目:またも右サイドのCKを上田が蹴り福西がヘディングシュート。6点目:またも右サイドから入ったクロスを前田が胸でトラップして落ち着いてシュート。7点目はドリブルで突破した太田がシュートを打たずに落ち着いて戻し船谷がシュートを決めた。とまあヴァリエーションが多くてよろしい。

大勝の中にあって心配なのは負傷明けで、途中交代で出てきたのに、試合に乗り切れないうちに再度負傷退場となってしまった成岡のこと。もちろん負傷の程度も心配ですが、なかなか乗り切れない今期前半の成岡選手を象徴するような出来事に思えて仕方がない。

コーナーキックを任された上田のキックはバックスタンド上段から見てもはっきりと曲がって落ちるのがわかる独特の弾道でなかなかおもしろい。

試合終盤に集中も切れてタラタラと歩いていた福西が強烈に「代えてくれ」オーラを出していたように見えたのだが、3枚目の交代カードはファブリシオ→菊地となって、これは「福西キャプテン!最後まで走りなさい」との監督からのメッセージに思えた。

マン・オブ・ザ・マッチには太田を推す。4点目の得点は美しかった。攻勢をとった右サイドで起点となっていた。

次節は川崎戦です。好試合になりそうな予感がします。