今年の3点

奥さんとのお付き合いが増えてもろもろ趣味にかける時間はさらに激減しました。
フットボールに関してはスタジアムでの観戦は多分両手の指で余るくらいしかないかも。


しかし、毎年行われる定期戦としては世界最高クラスの2試合

サッカー:レアル・マドリーバルセロナサンチャゴ・ベルナベウマドリード


ラグビーワラビーズオールブラックス@国立競技場(東京)


を観戦できましたので、十分満足しています。


ちなみに去年は↓これです
http://d.hatena.ne.jp/suejun/20081231/p1



とういわけで、今年も3点だけあげます。


音楽:今年の3枚

1.星屑/長谷川健一
発売は2007年ですが、今年最も多く聴きました。凛とした声にしびれます。もう一枚の「凍る炎」とあわせて本当に多く聴きました。普通のCDショップで購入できず、高円寺円盤に行ったときにやっとみつけることができたのでした。

星霜

星霜


2.図書館の新世界/図書館
田中亜矢さんのファンとしては、すぐさま手にいれるべきでしたが、12月になってからやっと購入して繰り返し聴いています。職人4人によるまるで工芸品のような精緻な音の世界。

図書館の新世界

図書館の新世界


3.MY ONE AND ONLY THRILL/MELODY GARDOT
ラジオでも結構かかっていましたが、普通に好きです。部屋でかけといて聞き流すのによい。結婚式の披露宴でBGMの一部に使いました。

My One & Only Thrill

My One & Only Thrill


その他多く聴いたものを名前だけあげときます。

・ランプ幻想/Lamp (2008)

ランプ幻想

ランプ幻想


・唄う人/オクノ修 (2003)

唄う人

唄う人


・ILLINOISE/SUFJAN STEVENS (2005)

Illinoise

Illinoise




さらに多く聴いたのは、円盤オリジナルCD-Rシリーズより
vol.7「コーヒー、もう一杯。」
vol16.「美しい朝」
聴いてみたい人は円盤へどうぞ→http://enban.web.fc2.com/





読書:今年の3冊

読書記録はこちら↓にあります。
http://booklog.jp/users/suejun

1.吉田祐二「日銀−円の王権」(学習研究社
日本の歴史教育では、故意なのか偶然なのかわからないが、経済・金融・産業についてが手薄にすぎると思う。近代日本史において日銀の果たした役割を理解しないと、先の戦争の全体像は理解できないに違いない。著者はこう述べている「日銀総裁こそ真の日本国王である」と。

日銀―円の王権

日銀―円の王権


2.柳沢健「完本 1976年のアントニオ猪木」(文春文庫)
格闘技は普段見ませんが、この本に書かれた見取り図により、プロレスから総合格闘技への変遷の大枠が理解できました。取材対象と距離を置き、事実を積み重ねる淡々とした記述がこの題材にあっていたのでしょう。解説を海老沢泰彦氏が書いていますが、まさに適任です。

完本 1976年のアントニオ猪木 (文春文庫)

完本 1976年のアントニオ猪木 (文春文庫)


3.内藤廣「構造デザイン講義」(王国社)
東大の学部生向きの講義録です。「構造」と「デザイン」が相反するものではなく、一体として理解し構想し設計施工されなければならないことを繰り返し説いています。僕も学部生のときにこんな講義を受けていたらもっと熱心に勉強したかなとかぼんやり思ったりして。

構造デザイン講義

構造デザイン講義


それでは、皆さんよいお年をお迎えください。