ハルバースタム追悼

デイヴィッド・ハルバースタムが亡くなったことで、僕がブックマークしているブログでもここここここここなどで取り上げられている。僕が彼の著書を始めて読んだのは意外なことに「覇者の驕り―自動車・男たちの産業史〈上〉 (新潮文庫)」だったはずだ。高校生の頃に実家の本棚にあって(おそらく話題の新刊として父親が買ったのだろう)、パラパラとめくってみたら面白くて止まらなくなり一気に読み切ってしまったことをよく覚えている。自動車産業の盛衰の物語を高校生に対してグイグイと読ませるのだからたいしたものです。その後スポーツライティングの名著を調べていくと、当然「男たちの大リーグ (宝島社文庫)」を読むことになります。その流れで大学のボート部に取材した「栄光と狂気―オリンピックに憑かれた男たち」もなかなかに良かったですは。と、すぐに思い出せるのはここまでで、最も有名で名著の誉れ高い↓は文庫化されたときにパッとすぐに買ったのだけど、何となく書棚に積まれたままでした。先ほど棚から出してきましたのでこれから読んでみることにします。

ベスト&ブライテスト〈上〉栄光と興奮に憑かれて (朝日文庫)

ベスト&ブライテスト〈上〉栄光と興奮に憑かれて (朝日文庫)