Ｊ１リーグ第１節名古屋２−０千葉＠瑞穂陸上競技場

澄み切った青い空とゆらゆらと生暖かい風に春を感じる。ゴール裏とバックスタンドがほぼ埋まり雰囲気もよし。

前半は３−５−２同士でがっぷり四つに組んだ形で共に慎重にやっていた。名古屋はトップへのくさびのボールがなかなか収まらずにシュートまでなかなか持っていけない。千葉は２列目からの飛び出しなどで何度か決定期を作ったが決めきれず。前半途中でスピラールが負傷退場したが交代で入った米山は上手くゲームに入ることができたようだ。前半は０−０で終了したが千葉がやや優勢の印象だった。

後半に入っても拮抗した展開が続いたが、後半２０分あたりから名古屋が攻勢を取って押し込んでいく。後ろから人が飛び出していく分厚い攻撃を見せて、後半３１分に金が先制点をあげた。段々と各所にスペースが広がりボールが行ったり来たりする展開になってきた。ロスタイムには千葉のＧＫがバックパスの処理をもたつくのを本田が詰めてダメ押しの２点目で試合を決めた。

名古屋はチームとして連携がよく練れている印象で、的確なサポートでボールホルダーが孤立しないように出来ていた。左サイドからの増川の攻めあがりが目に付いたのと、交代で入った米山が落ち着いてやっていたのは大きな収穫となった。今日の試合内容は今後に期待の持てるものだろう。

一方の千葉はそう悪くはなかったが攻守ともに決め手を欠く印象で、やはり阿部の不在はかなり大きい。後ろの方がどうにも落ち着かない感じだった。

柏＊磐田の４−０って何だよ！まあ映像を見てないのでこれ以上は何とも言えませんが。