大学選手権決勝 早稲田大学26−33関東学院大学

JSPORTSの再放送で見る。結果を知らずに見ましたが、大変におもしろい展開となって、これは情報遮断しておいて見て正解だった。

早稲田は前半にラインアウトが安定せずに精神的にも不安定になってしまったのがよくわかった。キャプテンとバイスキャプテンが共に負傷退場で退いたのも痛かった。早稲田は一旦受けに回ってしまうと意外なほどディフェンスがもろく、タックルをかわされる場面が多く目についた。劣勢になったときにどう対応するかのレッスンがここまで一度も経験することなく来てしまい、始めての経験が決勝戦であって修正出来なかったようだ。

関東学院はプラン通りの試合運びが見事だったのと、選手がノビノビとプレーしていたのが印象的だった。決勝戦に照準を合わすとよく言うが、ここまでピタリとはまるとはお見事としか言いようがない。

見終わってすぐの印象の走り書きです。これから夜行バスで東京へ向かいます。明日はトップリーグ最終節を秩父宮で観戦してきます!



※1月14日追記:早稲田の敗因についてはマスメディア(スポーツ新聞等)では、ラインアウトの劣勢を指摘しているのがほとんどで、まあ確かにその通りなのだが、WEBでの論評を読むと腰高の姿勢でのヘタレなタックルがひどい!とする指摘するものもかなり多い。僕も守備の問題点の方がより重大だったと思う。12月の対明治戦を見たときに僕はこう書いてました。

「それにしてもだ。早稲田BKのタックルはひどい!肩をあてて倒そうとせずに上体で覆いかぶさるようなものばかり。特にFBはシンビンになったプレーだけでなく腰高のプレーが多くみっともない。早稲田BK全体に対して言えるのは身体能力が高く攻撃時はもちろん守備のときでも余裕を持って対応できてしまうのかもしれないが、今後どこかできっと痛い目に合うぞ」

予言が現実のものとなってしまったようです。