サッカー天皇杯決勝 浦和*G大阪@国立競技場

4年連続で元日のサッカー天皇杯決勝に行って来ました。最初の2年は磐田が決勝に進出したので行ったのですが、ここ2年はもしや進出してくるかもと思い早めにチケットを取ったのですが、惜しくも敗退してしまいました。でも、まあいいか今年も見に行ってみようと。


天気はぼんやりとした曇り空から徐々に明るくなってきてうららかな冬の陽射しに。かなり暖かく観戦には最適な状況だった。僕はG大阪側自由席だったのだけど、両チームサポーターを分離するような配慮がなされていたが、緩衝地帯よりも中立地帯を作るべきだと思う。どこか一つのゲートをどちらのサポーターでない人だけを入れる場所を作るべきではないのか。


試合はハーフコートマッチのように自由にボールを回して雨霰とシュートを打ち続けても入らなかったG大阪に対して、耐えて耐えて守り抜いて最後にカウンターから1点を奪い取った浦和が勝利した。G大阪が試合をほぼ支配したのに勝負には負けた。でもこれもサッカーだ。浦和は終始迫力がなく全く強くないように見えたのだが、最終的には勝った。最後に勝ったのだから実は強いのだろう。


試合内容と同じくG大阪サポーターの方が終始元気に声援を送っていたが多勢に無勢であったのに対して、浦和サポーターは人数では圧倒的に多いものの内容で押されていただけに後半はなんとなくよどんだ空気が場内に充満していて不気味だったのだが、後半残り3分での先制点で空気が一変して突然元気になったのが何だか微笑ましかった。



試合終了後には早々と退場して神宮外苑の銀杏並木を抜けて駅へと向かう。ここに至り何だか新年を迎えたことを実感したのでした。


新年あけましておめでとうございます。今年もWEBの片隅でこっそりとフットボールの観戦記録を書いていこうと思います。数少ない読者の皆様方、今年もよろしくお願いします。