まず一勝そして完敗


■ワールドカップアジア地区最終予選 日本代表 vs 香港代表(11月18日 at 香港)
映像では見ていないので文字情報でしか判断できませんが、事前の目標を大方達成できたのではないでしょうか。セットプレーで圧倒する。最初の20分で攻勢をとる。そしてDFでは相手をノートライに抑えることができた。特に明言していた項目で成果が出たことを素直に評価しましょう。WEBで読むレポートによればBKでの展開に物足りなさがあったり、プレースキックがさっぱり入らなかったようですが、何から何まで要求するのは酷でしょう。太田GMもカーワン次期HCも発言内容がぶれていないのが頼もしい限りです。あれもこれもでもなく目標を絞って試合に臨んでいるのが明確に分かります。25日の対韓国戦はライブ中継を見ることができますので、内容を伴った勝利でワールドカップ本大会出場権を確保してもらえると信じています。

こちらの方は完敗でした。全国高校ラグビー愛知県大会決勝が瑞穂ラグビー場で行われ、西陵が千種に58-14で勝ち2年ぶり35度目の全国大会出場を決めた。こちらは毎日新聞の記事です。18日(土)は結局仕事を断れずに現地に赴くことはできませんでした。一応情報遮断して(まあWEBを見なければいいだけで簡単ですが…)深夜3時からの録画放送で見ました。普段は12時に寝て6時に起きる身にはちょっとつらかったです(実は映像を録画する機器を何も持っていないのです…)。開始2分で西陵がドライビングモールで30mほど押し切り先制トライをあげる。この時点で「こりゃダメかも…」との予感がした。その後も西陵がモールを押しまくり千種は防戦一方だった。BKの見事な展開から1トライを返したものの前半終了時点で35-7で西陵がリードとなった。後半も西陵がFWで圧力をかけ続けそのまま押し切り最終スコアは58-14まで開いてしまった。ちょっと実力差があったなというのが正直な感想です。西陵のキャプテン8番の選手はよい選手だ。今後も注目してみたい。千種BKは注目の12番だけでなく全体的に見所ありましたが、西陵の前へ早く詰めるDFに対応出きませんでした。もう少しキックを多く使ってみてもよかったようにも思えました。ただ今シーズンの千種は新人戦も春の総体も1回戦負けであり、今大会もノーシードからの勝ち上がりであっただけに秋に盛り返しての決勝進出は評価できます。3年生の諸君はお疲れさまでした。↑の記事でキャプテンが語っているようにこれからもラグビーを続けていってもらいたいなと思います。