トヨタ自動車*コカ・コーラウエスト@岐阜メモリアルセンター長良川競技場

トップリーグトヨタ自動車*コカ・コーラウエスト@岐阜メモリアルセンター長良川競技場
JR岐阜駅に到着するも案内等は何もなし。ひとまずバス乗り場で「メモリアルセンター経由」に乗る。何人もの人がバス運転手に「メモリアルセンター行きか?」と訊いていたが、バス運転手は愛想の悪い対応でとても印象悪い。

岐阜メモリアルセンターの敷地に到着して思い出したが、ここの国際会議場には5,6年前だったか仕事の関係で来たことがあるのを思い出した。何か学会発表の手伝いだったかな?この陸上競技場は始めてくる。敷地内には野球場も屋外プールも陸上競技用補助グラウンドもある立派な設備で、陸上競技場のスタンドも2万人は入るくらいの規模でピッチは遠いけれども見通しやすい。雨が心配だったけれども、何とか屋根がある席に座ることができました。バックスタンド越しに隣の会議場の建物を望み、さらに遠景では金華山が目に入ります。なかなかに気持ちのよい眺めです。

さて試合です。雨降りの天候もあってか前半は共にキックで陣地を取る手堅い試合の進め方で推移する。トヨタは手堅く行こうとしすぎてか思い切ったプレーがなくて動きが小さい。ミスが出て焦りからまたミスがでる悪循環にはまってしまう。唯一の決定的なチャンスは広瀬からのショートパントのボールをインゴールで難波が抑えようとした場面であったが、陸上競技場のカーペットの上でうまく滑ることができずに抑えられず。コカ・コーラは注文通りのロースコアの展開に持込み6−3のトヨタリードで前半終了。コカ・コーラは良いチームです。

トヨタは後半のキックオフで逆サイドに蹴ってきた。スペースで1対1の勝負に持ち込もうとの意図であったか。トヨタがボールを大きく動かすプレー出てきて後半2分と16分にトライを決めてその間にコカ・コーラも1PGを返して20−6に。このまま4トライのボーナスポイントも取れるかと色気が出てきたところで、LOケートがハイタックルをかましてしまいシンビンに。そんなところまで偉大な前任の先輩に学ばなくてもよいのに・・・。ここからコカ・コーラが勢いづきトヨタは防戦一方になる。後半28分にはコカ・コーラが1トライをあげてゴールも決まり7点差になる。残り10分間は自陣ゴール前で釘付けになるもなんとか耐えきって試合終了のホイッスルが鳴る。最終スコアは20−13で、場内も結構沸いていました。

トヨタとしてはもちろん反省点もあるだろうけれども、苦しい展開でも反則せずに耐えきったディフェンス面では収穫ありではないか。あとはやはりラインアウトが取れていなかったのが心配。コカ・コーラは基本に忠実によく鍛えられている印象がある。向井監督よい仕事をしています。

試合後に入り口のロビーに出ると人だかりがしていて、アイイ選手とクロフォード選手がたくさんのファン(大多数が地元の高校生ラグビー部員のようだったが)に囲まれてサインや写真撮影に応じていました。さわやかでフレンドリーな二人の対応がとても好印象でした。お二人とも負傷からの早い復帰をお祈りしています。